正の強化を用いたトレーニングはパピーから!
パピートレーニングでのベース作りはその後の暮らしやすさにつながります。


今だからできること、今だからこそやっておくべきことがあります。

子犬はとっても可愛いけれど、あちこちに排泄したり、パクパク噛んだり、急に走り回ったり、毎日お世話に忙しくて、 てんてこ舞いになることでしょう。

ちゃんとしつけをしなくては、と一念発起して「ダメ!」や「NO!」を連発していませんか? 
それよりも「おりこう」「ありがとう」「上手だね」などのポジティブな言葉を使ったしつけ方が子犬の心を育みます。


まだ何も教えてもらっていない赤ちゃん犬で、しかも人間とは異種の「イヌ」という動物なのですから、人間の常識が通じないのは当たり前。

パパ・ママを大好きになってもらうためにも、失敗してから叱るのではなく、成功するように事前にお膳立てしてあげることが肝心です。

子犬にとって最も大切なことのひとつは、人間を好きになってもらうことなのです。


もうひとつ大切なのは、世の中にあるさまざまなモノに慣らすこと(=社会化)です。
社会化トレーニングは健やかな心を育み、成長に伴って起こりうるさまざまな困った行動の予防になります。

社会化の窓が大きく開いているのは、4か月齢位までと言われています。 その後、社会化の窓は狭くなり、新しく出会うモノには警戒心を持つようになっていきます。
怖いモノだらけの世界と、自信を持って接することができるモノが多い世界、犬にとってどちらが幸せでしょう?

一生に一度の社会化期を逃さず、好ましい社会化トレーニングをしてあげることが、飼い主さんから子犬への最大のプレゼントなのです。  ただし、自己流で無理をさせたり、怖い思いをさせては逆効果。
飼い主さん自身も犬との暮らし方、正しい接し方を学ぶ良い機会ですので、子犬を迎えたらお早めの受講がお勧めです。