犬を迎えるにあたって、揃えるべきものの一覧表をペットショップで渡された方も多いのではないでしょうか。
いらないだろうな~と思うものは多々リストアップされているのに、迷子札が・・・ない!
カフェやイベント会場に、可愛いお洋服やアクセサリーをつけてお洒落して来ているのに、迷子札は・・・ない!
これはとても残念なこと。
迷子札は、絶対必要!と断言できる大切な物です。
だって犬は、自分の名前や家族の連絡先を言えないのですから。
外出中にふとしたはずみに首輪が外れてしまった、ハーネスが抜けてしまった、リードを離してしまった、、、
急にカートから飛び出してしまった、飼い主さんがつまづいて抱っこから落としてしまった、、、
いつもは家から出ないのに、ふとしたはずみに窓や玄関から外に出てしまった、、、
そうして体に何もつけていない状態で迷子になってしまう犬が少なからずいます。
「迷子札を24時間装着しましょう!」とお勧めするのは、迷子札が万が一に備えるための保険だからです。
迷子になって、運よく誰かに捕まえてもらっても、身元がわかるものがなければ連絡しようがありません。
迷子の犬を保護したら、愛護センターに連絡する、警察に届け出る、インターネットで情報を探してみる・・・
世の中のどれだけの人が、そういうことをご存知でしょうか?
「この子は捨てられたんだ」と思い込み、善意でそのまま飼ってしまうケースも見受けられます。
きっと自力で帰るだろう、と見送ってしまう人もいるかもしれません。
(ちなみに犬の帰巣本能はアテになりません。もしもあったらすごくラッキー!くらいに思って下さい)
一刻を争うケガをしていても、治療を受けられない可能性もあります。
アナログな方でも、ご高齢の方でも、犬に関する知識のない方でも、もしも迷子札がついていれば一目瞭然!
きっとまずは連絡して下さると思うのです。
リードをつなぐ首輪やハーネスに迷子札をつけていると、万が一それが抜けたときには残念なことになってしまいます。
可能なら、リードをつながない迷子札専用のチョーカーを用意すると安心です。
今までいろいろなタイプの迷子札を使ってきましたが、現在のお気に入りはこちら↓
ペンダント型の下がる物がいらないので、軽くて邪魔にならず、小型犬でも大丈夫そうです。
リードをつながないので、幅の細いものを少しユルめにつけています。
(ゆるすぎるとお口が届いて噛んでしまう子がいるので注意してください)
心配性なので、子供や高齢者にもわかりやすいように、名前はカタカナにしてもらいました。
迷子になると捜索にも出るでしょうから、連絡先は携帯電話の番号がおススメです。
外出時はもちろん、おうちの中でも24時間、迷子札はつけておいてあげましょう。
迷子札は、飼い主さんからわんちゃんへの「見える愛」です。
きちんとつけてもらっている子を見ると、ああ大切にされているんだな~と感じます。
もうひとつお勧めしたいマイクロチップについては、次の記事で。